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2025年11月17日 (月)

先生、カタツムリが背中の殻を修復しています!

「先生、カタツムリが背中の殻を修復しています!」小林朋道 築地書房
[先生、○○が××しています!]のシリーズです。これでシリーズ21冊目。
著者は鳥取環境大学の学長で、動物行動学を専攻しています。
シリーズの本を何冊か読んでいるんですが、どれだったかなぁ。
表題のカタツムリ問題、修復した個所が色が違う、そういうことです。
カタツムリを学長室に置いていたので、学長の職務を果たしながら
研究職の職務にも浸っているような感慨があります。
岡山大学の学生時代、学会発表でアメリカに行った。
その当時の思い出話も提供してあります。
エッセイで、戯文調で書いています。じゅうぶんに面白さを引き出しています。

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2025年11月16日 (日)

三次・庄原、二番目に南のコースを行く(自転車篇)

川沿いに進むのだが、さっきの交差点までが上下川、本流は上下に向かって、支流が流れ込んで、交差点を過ぎると本村川という支流の流れ。
ゆったりとした登り道、民家が尽きるあたりで市境となる。三次市から庄原市に入っていくのだよ。
次の分岐は直進するが、右の道から戻ってくるつもりだったんだよ。庄原の中心まで行って、峰田春田のあたりから本村川に沿って戻ってくるつもりだったのだよ。これが三次庄原間の一番南のコース。
このままでは帰りが遅くなってしまう。庄原まで行くとそのまま引き返そう。これで二番目に南のコースとなるわけだ。
ここからえんやえんやとペダルを踏む。もう耐え切れないから降りて自転車を押して歩く。
60代70代なら休み休みでもとにかくペダルを踏むよ。わたし、今年で83歳なんです。筋肉もそうとうたるんできたし、頑張るその気が湧き立たない。もう、歩こうよ。
山の中の道を峠のてっぺんまで到着したぜ。ここは実留町と一つ木町の境界なんだよ。

編集が終わりました。新しいページをアップしております。
これは文章の途中の部分です。
前後の続きは
下のリンクからお入りください。

http://sherpaland.net/bike/2025/bike-251112-miyoxishobr_south/bike-251112-miyoxishobr_south.html

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2025年11月15日 (土)

貯蔵米 貯蓄米 備蓄米

いざというために政府で保管しておく米
貯蔵米 貯蓄米 備蓄米 何と呼ぶんだったかな

言い易い言い方、なんか聞いたことのある言い方で
備蓄米、これが正解じゃないかな

検索検索、当たり、備蓄米で正解でした

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2025年11月14日 (金)

黒歴史

無かったことにしたいほどの恥ずかしい過去、を指す言葉です。
いったい、どんな業界から誕生したのか。
検索してみましょう。
ガンダムシリーズから始まったのだそうです。
マンガ界、アニメ界から始まって、そこから広がっているようです。
歴史界・歴史家から生まれたものじゃありません。ということ。

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2025年11月13日 (木)

飼い犬に腹を噛まれる

「飼い犬に腹を噛まれる」彬子女王 著 ほしよりこ 絵 PHP
朝日新聞と京都新聞に連載したエッセイです。
36文字x39行、1404文字、1400文字以下のエッセイです。
たいがい3ページ仕立てです。数篇だけ、4ページ目のほしよりこの挿絵のページにはみ出すこともあります。
新聞連載を選抜しました。そのうえで、挿絵をほしよりこに依頼しました。
宮中関係には漢字にフリガナがある。これで想像が膨らみます。
表題エッセイの「飼い犬に腹を噛まれる」犬が他の犬にヤキモチを焼いて飼い主にあたった、という事件です。
時おり、宮中のことが出てくる、知らないことで目を引きます。
やはり、側衛さんのことが出てきます。
段々とお馴染みになってきました。

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2025年11月12日 (水)

目薬をさす最適の位置は

目薬をさすのに、薬の雫が目から外れてしまうことがよくあります
最適の位置をみつけました
それはね
上まぶたのふちすれすれ、そこを目指して目薬をさします
すると、ピタリ、目ん玉の真ん中に落ちていきます

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2025年11月11日 (火)

自転車のビンディングがキツくて、和らげるには

自転車で、靴とペダルをお互いの金具で連結します(ビンディング)。
靴を新しくしました。これがねぇ、ペダルと相性が悪い。
近所の慣らし運転でオオコケしました。
右足のビンディングは外れたが、左足のビンディングが外れない。
立ちごけして、腰を打って、腰にたんこぶ、内出血で腿が黒くまだらになりました。

これはなんとかしなくちゃいけない。
ペダルの後ろの金具にネジがあります。これでアジャストするんだな。
ネジは六角の穴ネジです。六角ボルトのセットを買いました。500円程度。
次々とボルトを嵌め込んでみると、3ミリの六角ボルトが合いました。
時計回りか、反時計回りか、反時計回りでやってみようか。
半回転+もう半回転、テストだから1回転でやめておこう。

いざ、試運転。
お、これはいける。
靴の金具とペダルの金具がきっちり嵌り込んでいるのが体感できる。オッケイオッケイ。
クイッと外してみる。スコンと外れる。大成功。

自転車でペダルから足が離れない経験をしたことがありますか。
あれは怖いよ。妖怪が足を握り締めて離さない感覚だよ。
もうこれで、怖い思いをすることはなくなりました。

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2025年11月10日 (月)

給食営業マン サバイバル戦記

「給食営業マン サバイバル戦記」フミコフミオ 家の光協会
会社の食堂、老人施設の食堂、などには外部の業者が外注で常駐しています。
こういった業者の営業です。
切り替えはそんなに頻繁にあるもんじゃない。基本3年が原則です。
入札ですから、そんなにかけ離れた応札を入れるわけはない。
ところがあるのです。
常識外れの低額入札もある。契約期間の3年も持たないケースもある。
わがふるさとでの学校給食「ホーユー」これが出てきたので驚いた。
自爆的な安値受注で空中分解して投げ出したケースです。
食中毒と遺物混入にオビエながら操業しているんですねぇ。
この世界、パートが強いのがよく分かりました。
働くか働かないかはわたしの勝手、正社員なんかにはならないよ。
四天王と罵って、働かない役員をぐちっているが
どれも銀行からの天下りなんだもの、社長が黙認しているんだもの、しゃぁない。
部長といえども従業員の端くれなんだものね。

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2025年11月 9日 (日)

は か た の し お

伯方の塩、のことですがね、CMです
なぜか心地よい、耳に快い

ハ・カ・タ・ノ・シ・オ・
ハ・カ・タ=5音
・ノ・シ・オ・=7音
[・も1拍=1音とカウントします]

思わず知らず、日本伝統の五七調に落とし込んで聞いているんじゃないでしょうか

ほら、もういっぺん唱えてみて

はぁ_かぁ_たぁぁ_の_しぃ_お_
はぁ_かぁ_たぁぁ_の_しぃ_お_

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2025年11月 8日 (土)

フルハウス

「フルハウス」堂場瞬一 東京創元社
これは2027年のお話、近未来のお話です。
早見は周囲に知らせることなく、ニュージーランドに渡った。
オールブラックスに入るのが夢だった。
こっちの大学に入学し、卒業後、クラブチームに入り、オールブラックスの入るのも夢ではなくなった。
数歳年上に日本人がいて、やはりここでラグビー経験あり、ニュージーランドで医者になり、オールブラックスのチームドクター、名前が須山。
須山と知り合った。
29歳でオールブラックスに入った。
記者会見が嫌だった。心が掻き乱される。
拒否した。
早見と花園と戦った戦友に福村がいる。
福村は早見を裏切り者という。
ジャパンに入らず、オールブラックスに入るのは敵対行為だ、と言う。
福村は言う。フルハウスをやってみろ。それならお前を尊重する。
フルハウスとは、トライ後のコンバージョンキック、ペナルティキック、ドロップゴール。

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2025年11月 7日 (金)

曹洞宗

禅宗の曹洞宗と出したくて、キーボードに
そうどうしゅう、そうとうしゅう、どっちが正しいか
そうどうしゅうとキーを打てば、総同州と変換します、騒動衆の場合もある
そうとうしゅうとキーを打てば、曹洞宗と変換してくれます

あの宗派は、そうとうしゅうと言うのだな、そうどうしゅうとは覚えないでね

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2025年11月 6日 (木)

財務省 外務省

ラジオで聞いていると、声だけなので、どっちか判断に迷う
テレビなら、絵が見えているので、迷うことはない

財務省を大蔵省に戻しましょうよ
これなら外務省と聞き間違うことはない

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2025年11月 5日 (水)

流警 新生美術館ジャック

「流警 新生美術館ジャック」松嶋智左 集英社文庫
シリーズ2冊目です。主人公は榎木孔泉、警察庁警視正、バリバリのキャリアです。
前作ではなんだかボンヤリの印象があったが、今回は獅子奮迅の働きです。
某県警の警備部長を拝命している。
今日は美術館のオープン記念式典、式典が始まる前に美術館で爆発があった。
犯行声明があって、十億円要求する、それと、藍塩釉花瓶、これが盗作であることを公表しろ。
美術館内には榎木警備部長、秦玖理子副知事、二人は式典の前にトイレに行って閉じ込められた。
もうひとり、小学五年生の女の子。
三人が犯人に見つからないように隠れおおせるか。
犯人たちは狐の面をかぶった数人、次第に三人は追い詰められていく。
犯人たちはそれぞれ目的が違う寄り合い所帯だ。
このハイジャックの目的は何か、そこがこのお話の焦点なんですよ。

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2025年11月 4日 (火)

さよならの保険金

「さよならの保険金」額賀澪 角川書店
麻朝の父親は漁師、夜の海で波にさらわれた。
何日も捜索したがみつからなかった。
大学を卒業したが、就職先は得られなかった。
おじの響介が見舞いに来てくれた。
それを頼りに、大宮リサーチに入社した。
保険会社の保険請求調査の会社なのだ。
8話の短編が重なる。
どれも生命保険や自動車保険、旅行保険などの請求の調査なのだ。
一年後、失踪宣告から葬式をあげることを決意する。
掃除で、生命保険証書が発見される。
大学の入学金は生命保険の解約で充てたと聞いていた。
実は、保険を掛けながら授業料を払っていたのだ。
8篇の短編で1篇の長編小説になっている構成なのだ。

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2025年11月 3日 (月)

10月に読んだ本

10月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4492
ナイス数:131

真田武士心得〈一〉 右近純情 (文春文庫 い 114-1)真田武士心得〈一〉 右近純情 (文春文庫 い 114-1)感想
わずか6歳の鈴木小太郎、真田家の嫡男信幸の小姓になった。父鈴木主水は名胡桃城の城代だったが、城を奪われた咎を負って切腹した。城を奪ったのは父主水の実弟中山九兵衛なのだ。遺児は父の敵討ちを目指す。中山九兵衛は小早川秀明秋の傘下にいる。一旦は真田信幸のもとを辞す。敵討ちで主家に迷惑を慮ってのこと。17歳で鈴木右近(小太郎から改名)は真田信幸のもとへ帰参した。それまで柳生宗章のもとで野太刀の研鑽を積んでいたのだ。野太刀=超長尺の太刀。これから関ケ原の合戦が始まります。大阪冬の陣夏の陣しか戦闘は残っていません。。
読了日:10月29日 著者:井原 忠政


夫婦じまい えにし屋春秋夫婦じまい えにし屋春秋感想
才蔵が手詰まりになりお初が肩代わりする。御蔵屋のお蘭は吉井屋の重松に嫁いだ。突然離縁して里に帰ってきた。以来、鬱々として家に閉じこもっている。えにし屋に次の縁談を斡旋してほしいと依頼があった。えにし屋は縁を繋ぐのが商売だ。なぜ離縁したかを突き止めないと話の次が進められない。話の節々、仕草のひとつひとつを広げたり丸めたりと点検していく。このような心理戦・筋読み戦のお話の進め方はじれったくていけない。とうとう、離縁を決意する真相にたどりついた。それはね、そこは読んでね。多分これでシリーズは打ち止めになると思う
読了日:10月27日 著者:あさの あつこ


光のしるべ えにし屋春秋 (ハルキ文庫 あ 23-4)光のしるべ えにし屋春秋 (ハルキ文庫 あ 23-4)感想
えにし屋に依頼があります。5年前火事で行方不明になった息子を探してほしい。えにし屋は浅草浅草寺の裏手にあります。浅草寺の境内で物乞いしている子供の首の後ろに火傷の跡がある。息子の特徴として聞いていた話と符合します。この夫婦、どこか不自然だ。夫婦それぞれ、事情を伏せているように見える。失踪した子供、夫婦の子供なのだろうか。ほかの種なのじゃないだろうか。亭主にしてもどこか様子がおかしい。人を殺していたからだ。今回は、お初が一人で片づけた。客の依頼に、めでたいのとめでたくないのがあります。今回は極めてめでたくな
読了日:10月26日 著者:あさの あつこ


えにし屋春秋 (時代小説文庫 あ 23-3)えにし屋春秋 (時代小説文庫 あ 23-3)感想
えにし屋は漢字で書くと、縁屋、えにしを繋いだり切ったりするのが仕事。演歌歌手の座長芝居のように人情味たっぷりのお話が繰り出されます。祝言を目前にして花嫁が逐電してしまった。そうだ、身代わりを出そう。その祝言にえにし屋が絡んでいるのです。万事めでたしめでたし。いえ、実はね、えにし屋に問題があるのです。老人のあるじの才蔵と店の者のお初、実は盗賊の脱走者なんですよ。盗賊の一味をお上にチクッテ一網打尽にした。お初は女のなりをしているが、実は若い男です。他には女中のお舟、幼い子供の太郎丸、それで全部です。
読了日:10月25日 著者:あさの あつこ


蜻蛉の夏蜻蛉の夏感想
道士がいる。止観を行う。流派があって、水観、炎観、月観、風観の四派がある。最後の風観は朝倉家滅亡の折、ともに滅んでしまった。円四郎は水観の流れ、師匠の承元が反信長についたので従った。平助は炎観の流れ、師匠果心居士が信長についたので信長に従った。信長の意に反して追放され、反信長に与した。桂月は月観の流れ、彼女も反信長派。止観の戦いは猛烈を極める。垣根涼介の[光秀の定理][信長の原理]の同じ時代なのだが 将兵の戦いより止観の戦いを中心に描いている。[蜻蛉]は[かげろう][とんぼ]だ。ここは[かげろう]として取
読了日:10月20日 著者:垣根 涼介


中華くらげ、とびっ子を世に出した男中華くらげ、とびっ子を世に出した男感想
28歳でサラリーマンから独立して大栄フーズの会社を立ち上げた。食品加工の会社だ。カズノコ、するめなど食品の世界は先発の秩序が確立している。新しい商品を開発するしかない。それが、中華くらげであり、トビウオの魚卵のとびっ子なのだ。福島県双葉町に東北工場を立ち上げ軌道に乗っていた。突然、東日本震災が起こり、原発事故で工場を放棄しなきゃならなくなった。代替の工場を千葉県に立ち上げ、その場を切り抜けた。販路を国内から海外にも広げ、それが当たった。HACCP の国際規格の取得も業界一番だった。ハラル認証も。80歳にな
読了日:10月18日 著者:岡 康人


帰化人問題 - 帰化18年、愛する日本のための提言 -帰化人問題 - 帰化18年、愛する日本のための提言 -感想
[石平の参議院出馬から見た帰化人問題] [古代史から見た帰化人の役割とあるべき姿] [帰化人・在日外国人問題にどう対処すべきか] [対談 ペマ・ギャルボX石平] [対談 宮崎正弘X石平] 第1章、帰化人一世が国会に出るのは違和感。意識・思考法は完全に外国人、これが国民の代表と言えるか。第3章が一番重要。母国の風習習慣をそのまま日本でも広げるヤカラがいることだ。一世は馴染む気がない、二世三世でやっと日本の色に染まってくる。中国の国防動員法・国家情報法は帰化人にまで及んでくる。スパイ防止法の制定と帰化の厳格化
読了日:10月17日 著者:石 平


新装版 京都 ものがたりの道新装版 京都 ものがたりの道感想
既出の「京都ものがたりの道」があって、それに数篇を加えて再出版したもの。各篇4ページから6ページくらいの小篇。おそらく毎日新聞京都版に連載したもの。通りの地図があって京都人以外にも理解しやすい。ひとり歩きではなく、そこは皇族だから皇宮警察の側衛か府警の担当がつく。彬子女王、けっこう長距離を歩くのだそうな。お付きの側衛なりなんなり、一緒に思いがけない長距離を歩くことになるのだそうな。オックスフォード大学での博士号を取得して、立命館大学のポストドク研究員を勤める。以後、立命館大学特別招聘教授、他大学の特別教授
読了日:10月15日 著者:彬子女王


アラートアラート感想
都倉響子、彼女が防衛大臣を経て総理大臣に就任する物語です。新聞の外信面・政治面を読み続けるような感覚です。小説なんだが、好きだ嫌いだ、滑った転んだ、などのお話は出てきません。真っ向から政治のお話、国家対国家の駆け引きが出てきます。日米安保条約があるのに、米軍は日本から撤退する。北朝鮮は新潟本土にミサイルを撃ち込む。辛うじて迎撃ミサイルで撃退する。次は東京湾にミサイルを撃ち込む。これは迎撃に失敗、タンカーは破壊して乗員が大勢死亡する。これを機に現職の総理大臣には引退を迫り、都倉大臣が総理大臣への道が開ける。
読了日:10月12日 著者:真山 仁


信念の経営者・小原鐵五郎信念の経営者・小原鐵五郎感想
信用金庫界の帝王、小原鐵五郎の伝記です。知りたければ城南信用金庫社史を読めばよろしい。これは小説なんです。小原鐵五郎については事実を曲げたところはないだろうが、周辺については眉唾です。小原鐵五郎が亡くなったあと、理事長に就任したのはかなりのクセモノでした。院政をしいて、傀儡の理事長を立てて城南信用金庫を私物化した。小原鐵五郎の死後のことですからね、小原鐵五郎の評判を引き下げるものでもない。わたし、そんな業界ゴシップは知りません。江上剛の小説なんですね。戦後の資金枯渇期に信用金庫が生まれたんです。史伝とは違
読了日:10月09日 著者:江上 剛


楽園の瑕楽園の瑕感想
瑕は[きず]と読みます。金融コンサルタント古賀は引退して山梨県の田舎に引退した。隣の町でムラオコシが始まった。耕作放棄地を農耕地に復活させるのだ。事業主体はリエゾン(パソナ)、兵頭孝吉(竹中平蔵)カッコ内は実在のモデル。怪しい。古賀は真相を探る。一方、山梨県警、刑事部長樫山がその動きを見張っていた。汚職、その手口を解明しなきゃならない。古賀と樫山がタイアップする。一網打尽にする。古賀の出演作品、不発弾、Exit、この作品で死ぬからこの先はない。樫山の出演作品、覇王の轍、東京転勤が内示されるから次の作品は?
読了日:10月07日 著者:相場 英雄


ブラックスワンブラックスワン感想
ボディガードを一件引き受けた。台湾から沖縄へ、不正規のルートで渡った。祖母の墓参りをガードする案件だった。墓参りをすませた。彼女は祖母の肖像画の写真をスマホに持っていた。肖像画を見たい。ボディガードの条件を越える依頼だった。断ってもよいが、あえて城戸は引き受けた。東京の画商へ、そこから、信州上田の博物館に行くことになった。警視庁公安の志水が付け狙っている。中国大使館も追いかけている。ブラックスワンという言葉が闇の世界で取り沙汰されている。それは全固体電池のこと、クライアントはその開発のキーを握っている。。
読了日:10月05日 著者:相場 英雄


職分職分感想
警視庁捜査第三課、そこは窃盗犯を担当する。萩尾警部補と武田秋穂は、相棒というか、師匠弟子というか、そんな間柄だ。短編が7篇、表題[職分]について紐解いてみましょうか。目黒署の盗犯係、本庁の捜査三課、詐欺が絡んでいるということで本庁捜査二課が出張ってきた。職分なんですよ。捜査もさることながら、それぞれの職分を立てながらやらなきゃならない。普通なら大変だ。しかし、萩尾の前では職分などあんまり関係ないね。TVドラマに、吉田栄作・内村里奈があるが、そっちは見ていない。高橋克実・榮倉奈々のコンビのシリーズなら見た覚
読了日:10月03日 著者:今野敏


飛博 (単行本文芸フィクション)飛博 (単行本文芸フィクション)感想
<とばく>と読みます。鳩レースのお話しです。鳩のレース、きわめてマイナーなレースです。そのレースに賭ける。主人公は平凡な青年、父親はテキヤの親分です。父が亡くなった。父は鳩を飼っていた。レースで勝って、賭け金を得ていたのだそうな。鳩のクラブに入って、鳩の世話をする仕事についた。このクラブ、台湾のマフィアに乗っ取られて、さらにアメリカのマフィアに乗っ取られた。鳩は血統を選別して強化していく世界なのだ。この青年が見込まれたのも、テキヤの親分の子だから。血統重視なのだ。楡周平の出発はピカレスク、その世界に帰って
読了日:10月02日 著者:楡周平

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「しぇるぱ散らし踏み」
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2025年11月 2日 (日)

庄原比和、三河内小和田の棚田を行く 二度目(自転車篇)

峠を越えると小和田の小字に入っていくのだよ。県道の上に慶雲寺がある。曹洞宗の寺なのだ。小和田の集落全体の頭にあって、各家々からは仰ぎ見ているような感じだよねぇ。
正面に三つ子山、峠越しに今櫛山、山々に挟まれて小和田の棚田は広がっている。
県道58号線、工事現場に近づいてきた。県道は通行禁止だが、市道は通行OKなのだ。県道から分岐すると農免道比和三河内線と書いてある。ここからが農免道なのかい。
棚田テラスまでやってきた。高床と椅子が備え付けられている。小和田の棚田の全景が見えるね。中央の瓦屋根が慶雲寺だ。
アマテラスや法テラスは知っているが、テラスとはなぁに、それはね、屋外にある屋根なしのベランダ・バルコニーみたいなもの、なんだよ。
坂道を下って行って、ここらへんが棚田の中央部分かねぇ。こんな広い土地が広がっているとは。
それはね、たたら製鉄の副産物なんだよ。土地の表面に水を流して土を流す。土は水と一緒に流れて重い砂鉄が残る。砂鉄を集めてたたらで製鉄するのだよ。砂鉄を採取した跡地を耕地化したのだよ。
十字路を過ぎて小和田の西の谷に降りていく。慶雲寺の方向が見えている。家々が密集していて山際にあるのが見えるでしょ。
十字路を山の方向に進んで行く。左折しても比和の支所に行けるだろう。距離は遠いが高低差が少ないので、そっちが楽だと思うよ。あえて山の方向に向かいましょう。どんな道なのか見てみたいからね。

編集が終わりました。新しいページをアップしております。
これは文章の途中の部分です。
前後の続きは
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2025年11月 1日 (土)

殺し屋の営業術

「殺し屋の営業術」野宮有 講談社
今年度江戸川乱歩賞受賞作です。
主人公鳥井一樹はコミッションセールスのトップセールスマンだ。
高校卒業以来ひたすらこの業界にいる。
ものの弾みで殺し屋が看板の極東コンサルティングの営業担当に嵌った。
今月の営業目標は2億。
見かけはピカレスク小説だ。
展開は、コンサルタントのケーススタディのようなものだ。
あるいは、心霊商法でたぶらかす、ここの場合は、上司幹部をたぶらかす。
ちゃんと競合会社もあります。周防商会。ここも殺し屋の会社。
今月のノルマは2億だけど、3億の水揚げを叩き出します。
恐ろしいね。この先々、どうなるのかしらね。

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