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2026年1月29日 (木)

襲大鳳<下> 羽州ぼろ鳶組

襲大鳳<下> 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾 祥伝社文庫
尾張藩の屋敷が連続して火付けされている。
火付けの手口は瓦斯だと見当つけた。
火消の現場に伊神甚兵衛が現れた。初老の男だ。
尾張藩の元火消頭で、退散して、下野に住まいしていたのだ。
江戸城桜田門内で火が出た。
門番は城門を死守している。
門を開かなければ。
町火消い組の慎太郎、に組の慶司、め組の藍助、若手の三人は堀を突破して塀の中に突っ込む。
若手の活躍で突破口が開いた。
一橋治済が火事現場に出る。直接対決だ。待った、これ以上は語れない。
羽州ぼろ鳶組松永源吾の火事装束の裏地は大鳳、元尾張藩頭の伊神甚兵衛の装束裏地も大鳳。
襲(かさね)は襲名を意味する。
代々を襲ねて火消は継がれて行くのだ。

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