じゃないほうのオダ
「じゃないほうのオダ」安藤祐介 小学館
サラリーマンもので才能のある安藤祐介が時代小説に手を染めました。
下総の小領主、小田氏治が主人公、隠居してからは天庵と名乗った。
駒蔵は小田氏治の下男、馬の口取りが役目なのだ。
行商が本来の役目、嫁のトメともども、平たく言えば忍者なのだ。
小田氏治は敵に居城を9回奪われて8回取り戻した。負け越している。
もう一回勝って、勝ち負けを水平にしてこそ名が挙がるというもんじゃ。
ごじゃっぺ、でれすけ、無事だっぺ、そっだらごと、御屋形様も従者も侍も茨城弁丸出しだ。
題名のじゃないほうのオダとは、物語の半分まで進んだが、お話に出てこない。
桶狭間で名を挙げた尾張の織田が名高い。じゃないほうのオダは小田のことです。
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