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2019年2月15日 (金)

名は体を表す

「辞書編集、三十七年」の続きであり、三浦しをんの「舟を編む」の続きです。
「舟を編む」の主人公は、馬締光也(まじめみつや)
「ドラえもん」で、のび太のともだち、出木杉英才(できすぎひでとし)
名は体を表す、もうピッタリの命名です。
この名前なら、くどくど説明しなくてもズバリ受け入れられます。
野比のび太・源静香・骨川スネ夫・剛田武、こういうメンバーじゃなく
出木杉英才を取り上げたのは
馬締光也に対応するのは、出木杉英才がピッタリだったからです。
キャラ造りにあたって、先に名前を決めてしまえば、あとはキャラが自然に浮かび上がってきます。

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2019年2月13日 (水)

三浦しをん

小説家三浦しをんのことを、三浦朱門の娘だと思い込んでいました。
三浦朱門の小説は読んだことはありませんが
三浦朱門の妻の曽根綾子の評論・エッセイについてはよく読みます。
読んだ限りでは、三浦しをんについて触れることがない。
不思議に思って、検索してみました。
間違いだった、思い込んでいた。
父は、国語学者・千葉大学名誉教授の三浦佑之、三浦違いでした。
三浦しをんの小説はいろいろ読んでいます。
その中でも「舟を編む」これは辞書編集のお話しです。
父親・三浦佑之も辞書編集に携わっていた時期もありました。
そんな関係が作品に反映されることもあるんでしょうね。
「辞書編集、三十七年」(神永暁)を読みました。
その中のエピソードで、三浦しをんの父親について知りました。

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辞書編集、三十七年

「辞書編集、三十七年」神永暁 草思社
筆者は小学館の日本国語大辞典第二版の編集に携わった。
第一版と第二版は別物と考えるべきなのだそうだ。
ただ今は、第三版を編集中です。
この辞書は日国と呼ばれている。
他にも幾つかの辞書編集にも携わっている。
読み始める前は、おそらく堅苦しい話が続くのだろうと覚悟していました。
そんなことはない、かなり砕けた話が続き、興味をどんどん繋いでいく。
ブログに「日本語、どうでしょう? - ジャパンナレッジ」
があります。
そこのブログ主です。
それなら知っている。面白くて読み続けています。
そうか、ブログの文章で稽古して腕達者になったのだ。
辞書の世界が解って、面白い本です。

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2019年2月10日 (日)

川の深さは

「川の深さは」福井晴敏 講談社
桃山は元マル暴、警察をやめて今は警備員をしている。
警備しているビルに若い男女が隠れている。
同情してケガの手当てをしてやった。
それだけのことと思っていたが、深く関わることになった。
若い女は在日の北朝鮮の娘、若者は日本人だが、誰かから追われているのだ。
追っているのは、市ヶ谷、陸上自衛隊諜報部、赤坂、CIA。
逆襲の手助けをすることになる。
やくざの本部を襲ったり、市ヶ谷の自衛隊本部に侵入してセルテックス爆弾を仕掛けたり。
最後は、ヘリ・アパッチを奪って脱出したり、やりたい放題です。
福井晴敏の最初の小説、この後、制服もので名を挙げるのだが、出発点はアンチ制服だった。
題名の「川の深さは」寓意があるのだが、あまり有効ではない、受け流しておいてください。

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2019年2月 5日 (火)

最終標的 所轄魂

「最終標的 所轄魂」笹本稜平 徳間書店
父は所轄の警部補刑事、息子はキャリアの管理官、二人は助け合い補い合いながら職務を果たしています。
発端は轢き逃げ事件、浮かんできたのは代議士の三男、典型的なボンクラ息子です。
捜査を進めて行くと、代議士、さらに内閣の官房長官と疑惑が膨らんで来ます。
留置場で関係者が自殺、マレーシアでボンクラ息子が自殺、事件は暗礁に乗り上げてしまいます。
もう残り25ページ、ついに最終標的は逃げ通せるのか。
いえいえ、25ページあればじゅうぶんです。
最終標的は見事に確保できました。
とうとう内閣を倒すところまで行ってしまった。
もうジミな事件では読者は承知しないでしょうね。
所轄魂のシリーズもこれで打ち上げかな。

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2019年2月 4日 (月)

教科書には書かれていない江戸時代

「教科書には書かれていない江戸時代」山本博文 東京書籍
講演の原稿や雑誌に寄稿したものを再編集したものです。
第1編、武士の世界、第2編、庶民の世界、第3編、学問の世界
武士の世界は、教科書そのものじゃありませんか。きわめてまとも。
庶民の世界では、同じように古文書を扱うのだが、磯田道史の方が面白い。
学問の世界はちょっと飛ばしてパラパラ読みです。
面白くない。興味が湧かない。学者を題材に講演したようですが、眠かったろうなぁ。
書き方は庶民の世界より武士の世界のほうが面白い。
東大の教授だもの、そんなにハチャメチャなことを書くこともできないし、武士の世界に片寄るでしょうね。

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2019年2月 3日 (日)

1月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2440
ナイス数:71

家康 (二) 不惑篇家康 (二) 不惑篇感想
三方ヶ原で武田信玄との戦に大敗したのが前巻まで。信玄は病没し、これからは武田勝頼が主敵となる。その後、長篠の合戦で大勝し、主導権を握る。織田徳川同盟のはずが、臣下に組み込まれていく過程がつぶさに見える。息子信康が武田方と通じ、露見して切腹する。甲斐信濃に織田軍の一将として進軍し、武田を滅ぼす。本能寺の変42日前のことでこの章を終える。地方新聞連合での連載で、この後の展開を予想してみる。本能寺の変のあと、豊臣政権時代で一巻か。関ケ原までで一巻、大坂冬の陣夏の陣で一巻か。全巻が終えるまで、あと何年もかかること
読了日:01月29日 著者:安部 龍太郎

泥濘 疫病神シリーズ泥濘 疫病神シリーズ感想
カタギすれすれの二宮と二蝶会の桑原。金になることをかぎつけると、桑原は子分ではなく、二宮に手伝わせる。危険だとは知りながら、金になるから、二宮は桑原について行く。今度は老人ホームを警察OBとヤクザが組んで金にしている。オレオレ詐欺の金主にまでなっている。桑原くん、シノギにしたのはともかく、拳銃で撃たれて一時は心肺停止になる。シノギの金額は安かったなぁ。死にかける副作用の方が大きかった。二宮くん、なんとか分け前のパーセンテージは得たから良しとするか。警察OBとつれのヤクザ、きっちり型に嵌められましたとさ。
読了日:01月26日 著者:黒川 博行

TENTEN感想
貂の章、転の章、典の章、途中飛ばして、最後が天の章。太閤記の現代版のお話しなんです。中卒でドヤ暮らしをしていた。同じドヤの出身者だがええとこのボン、その人の勧めで料亭の下足番になった。下足番を見込まれて社長の運転手になった。この人が信長。トントン拍子で出世して役員にまで登り詰めた。秀吉ですねぇ。同じドヤ出身の先輩は妬んで、社長への裏切りを実行した。明智光秀ですねぇ。現代版の信長記、太閤記、本能寺の変をホテル業界に当て嵌めてお話しを広げるわけです。立身出世物語がビジネスストーリーとして語られるわけです。
読了日:01月24日 著者:楡 周平

アンカーアンカー感想
テレビ局の記者、ニュース番組の記者です。アンカーから想像するに、キャスター、アンカーが主人公だろう、いいえ、記者が主人公でした。十年前の殺人事件で、遺族の両親が駅前でビラ配りをしている。懸賞金まで出して情報を求めているのだ。その記者、十年間のビラ配りに打たれて、関心を持った。特命捜査対策室に新任の刑事が配属されたのを聞きつけた。記者の行動は、迷宮事件を担当する刑事にも波紋が広がる。これが始まり、途中端折って、一挙に最終ページまで持って行きます。ほんとは、途中端折ったところがええとこなんです。ハッピーエンド
読了日:01月08日 著者:今野 敏

道標 東京湾臨海署安積班道標 東京湾臨海署安積班感想
10篇の短編集です。昔、テレビドラマのハンチョウがあったのを覚えています。安積剛志…佐々木蔵之介、村雨秋彦…中村俊介、須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)、水野真帆…黒谷友香、黒木和也…賀集利樹、桜井太一郎…山口翔悟、このメンバー、この短編集の各章にそれぞれ出ています。その1は、警察学校当時。その2は、交番勤務。その3は、刑事になって駆け出しの時代。その4以降は、湾岸署で係長として活躍する時代のお話し。テレビドラマは昔々のことだが、読み返すと、目に浮かぶように思い出してきます。
読了日:01月06日 著者:今野敏

どこにでも神様:知られざる出雲世界をあるくどこにでも神様:知られざる出雲世界をあるく感想
表紙に出雲大社の巨大注連縄があるので、出雲ばっかりかと思ったが、そうではなかった。出雲の神社、境港の水木しげるロード、石見神楽、この三本立てだ。都会地、とりわけ東日本からは、出雲の神、水木しげるロード、石見神楽は縁遠いものなのだ。そうでもない、嵌ればめちゃめちゃ嵌るのだよ。神社ガール、神社女子は出雲の神社に嵌っている。2010年には年間372万人が境港に観光に来ている。これは宮島や倉敷美観地区の来訪者を上回っている。石見神楽、これ、嵌ったらドツボです。出雲と肩を並べて、境港と石見神楽を平等に扱っているのが
読了日:01月03日 著者:野村 進

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2019年1月29日 (火)

家康(二)不惑篇

「家康(二)不惑篇」安部龍太郎 幻冬舎
三方ヶ原で武田信玄との戦に大敗したのが前巻まで。
信玄は病没し、これからは武田勝頼が主敵となる。
その後、長篠の合戦で大勝し、主導権を握る。
織田徳川同盟のはずが、臣下に組み込まれていく過程がつぶさに見える。
息子信康が武田方と通じ、露見して切腹する。
甲斐信濃に織田軍の一将として進軍し、武田を滅ぼす。
本能寺の変42日前のことでこの章を終える。
地方新聞連合での連載で、この後の展開を予想してみる。
本能寺の変のあと、豊臣政権時代で一巻か。
関ケ原までで一巻、大坂冬の陣夏の陣で一巻か。
全巻が終えるまで、あと何年もかかることでしょうね。

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2019年1月26日 (土)

泥濘(ぬかるみ)

「泥濘(ぬかるみ)」黒川博行 文芸春秋
疫病神シリーズです。
カタギすれすれの二宮と二蝶会の桑原、コンビです。
金になることをかぎつけると、桑原は子分ではなく、二宮に手伝わせる。
危険だとは知りながら、金になるから、二宮は桑原について行く。
今度は老人ホームを警察OBとヤクザが組んで金にしている。
オレオレ詐欺の金主にまでなっている。
桑原くん、シノギにしたのはともかく、拳銃で撃たれて一時は心肺停止になる。
シノギの金額は安かったなぁ。死にかける副作用の方が大きかった。
二宮くん、なんとか分け前のパーセンテージは得たから良しとするか。
そうそう、警察OBとつれのヤクザ、きっちり型に嵌められましたとさ。

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2019年1月24日 (木)

TEN

「TEN」楡周平 小学館
貂の章、転の章、典の章、途中飛ばして、最後が天の章。
太閤記の現代版のお話しなんです。
中卒でドヤ暮らしをしていた。
同じドヤの出身者だがええとこのボン、その人の勧めで料亭の下足番になった。
下足番を見込まれて社長の運転手になった。この人が信長。
トントン拍子で出世して役員にまで登り詰めた。秀吉ですね。
同じドヤ出身の先輩は妬んで、社長への裏切りを実行した。明智光秀ですね。
現代版の信長記、太閤記、本能寺の変をホテル業界に当て嵌めてお話しを広げるわけです。
立身出世物語がビジネスストーリーとして語られるわけです。
面白くないわけがないでしょ。

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