無料ブログはココログ

2018年4月23日 (月)

九十歳。何がめでたい

「九十歳。何がめでたい」佐藤愛子 小学館
愉快です。読んでいて元気になります。
おおむね、1章が六、七ページの短文です。
もともとは「女性セブン」での連載なんだそうです。
女性セブンの読者層ターゲットは知らないが、この連載がウケルのなら、若者層ではないでしょうね。
お話しの小道具が古いから、若年層には、ウケタとしても、ワカルまでは行かないのじゃなかろうか。
九十歳。何がめでたい、と書いているわけではないんですよ。
書いてはないけれど、反発心と言うか、開き直りは伝わってきます。
タッシャなおばあさんです。
執筆当時、92歳なのだそうです。

読書メーター

広島ブログ

2018年4月19日 (木)

オリンピックへ行こう!

「オリンピックへ行こう!」真保祐一 講談社
「デパートへ行こう!」「ローカル線で行こう!」「遊園地に行こう!」のシリーズの第四作目。
「卓球」「競歩」「ブラインドサッカー」の三篇。
「卓球」が全体の三分の二くらい。
ほれた、はれた、すべった、ころんだ、そんなお話しは出てきません。
全編、ゲームの描写。ツッツキ、チキータ、YGサーブ、戦法の名前です。知らなくても読み進めていけます。
「競歩」スポーツ界の暗い面、邪悪な面も書いてあります。えぐい世界ではあるよなぁ。
「ブラインドサッカー」元サッカーJリーガーがブラインドサッカーを手伝うお話し。
卓球では、NT(ナショナルトレーニング)候補になれるかどうかのレベルでのお話し。
競歩、ブラインドサッカーでは、層が薄い。オリンピック、パラリンピックを目指すお話し。

p>読書メーター

広島ブログ

2018年4月10日 (火)

スマイル!

「スマイル!」小口良平 河出書房新社
副題に、笑顔と出会った自転車地球一周 157ヶ国、155,502km
一千万円貯金してから始めたというから恐れ入る。
大学卒業から4年間で貯金したというから凄い。即座に退社して自転車世界一周を始める。
8年半かかった。
自転車のコースは一筆書きではない。
海を越えなきゃならないところもあるので、飛行機で繋いでいる。
各章に地図があるが、どこをどう走っているのか判断に困る場合もある。
交通事故で自転車2台が潰れてしまった。その都度、旅を中断して日本に帰らなきゃしょうがないよなぁ。
旅の基本は3語、こんにちわ、ありがとう、おいしい、そしてスマイル。
時間、お金、覚悟、これがないと、世界一周自転車旅行はできないのだ。

読書メーター

広島ブログ

2018年4月 7日 (土)

女ノマド、一人砂漠に生きる

「女ノマド、一人砂漠に生きる」常見藤代 集英社新書
著者は写真家、商業のブツ写真を撮って、その売り上げを砂漠行に突っ込んでいる。
エジプトの紅海からナイル川までの地域で、一人と知り合う。
サイーダ、56才、ベドウィンの老女だが、ここでは遊牧民一般を指すノマドという用語を使うことにする。
2003年頃から2012年にかけて、一年に何度もサイーダを訪ねている。
砂漠でラクダを追っているところ、定住地にも追っていく。
どうやら砂漠では群れで移動するものではないらしい。一人なのだ。
砂漠では噂・情報は迅速に伝わって行く。サイーダのところに外国の女が来ているそうな。
ノマドの一角に入れば、遊牧民の他の家族にも会いに行ける。
そのノマドの生活ぶりをここには書き留めてある。

読書メーター

広島ブログ

2018年4月 5日 (木)

京都ぎらい 官能篇

「京都ぎらい 官能篇」井上章一 朝日新書
「京都ぎらい」が評判になった。この本は出版社の意向で続編のかたちになった。
著者本人には続編の気持ちはないみたい。
A、嵯峨など近郊の人が京へ行くと言う。
おばはん達が言う、あれは京に女を買いに行くちゅうこっちゃで。
B、島原の遊郭の数寄屋建築と桂離宮の数寄屋建築は同じものだ。
宮中の研ぎ澄ました感覚と町人の磨いた感覚は通じるものがあるのだ。
別稿でこのことを書いたら、宮内庁から猛抗議を受けて、悔しながら、筆を曲げてしまった。
前作「京都ぎらい」では身辺のことを書いているが、「官能篇」では古典の中から分析している。
ひとりの女を、帝から弟の宮に渡して宮中工作をした。(南北朝時代)
侍に、後宮の美女を下げ渡す、それが恩賞だった。(源平時代のその前の時代)
大阪がエロの街だというが、その昔は、飛びぬけて都は淫風漂う街だった。

読書メーター

p>

広島ブログ

2018年4月 2日 (月)

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2105
ナイス数:78

日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで (中公新書)日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで (中公新書)感想
大体が、一節一節が3ページの分量です。もともとは読売新聞への寄稿文、ちょっと長いのは雑誌からです。たった3ページでもピカッと光っている。第1章「古文書発掘、遺跡も発掘」では、小学生の頃から古文書読みを経てきたことを明かしています。それで、古文書を読み解くことを本業に選んだわけです。史伝、評伝では堅牢な考証に基づいた書籍があります。それよりも、3ページ程度の印象的なコラムのほうが心惹かれる。そんなものかもしれませんね。古文書は発見すれば即購入しなければ散逸してしまう。財布に足りない場合、写真に撮るというテも
読了日:03月25日 著者:磯田 道史

 

ランニング・ワイルドランニング・ワイルド感想
呉市のとびしま海道を巡るアドベンチャーレースで事件が関わってくる。チームP警視庁所属のチームでポリスのPがチーム名、そのリーダーの和倉の携帯に電話が架かって来た。妻と子を人質に捕った。ゴール近くで、あるブツを回収するように。このことは警察に言ってはならない。人質を盾にされては、メンバーにも事情を語らず、犯人にこのまま従うしかない。アドベンチャーレースとは、チェックポイントでチェックを受けるが、コースは自由、道を行こうが、山の中を突っ切ろうが、そこは自由。ラン、シーカヤック、自転車を乗り継いでゴールまで戻る
読了日:03月24日 著者:堂場 瞬一

 

ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫)ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫)感想
ハゲタカのヒーローの鷲津政彦は姿を現しません。この本でのヒロインは松平貴子、ミカドホテルを取り戻すのに執念を燃やしています。ミカドホテルの持ち主はリゾルテ・ドウ・ビーナス。ビーナスのオーナーが急死して、経営陣は混乱の極みにある。筆者はどの登場人物にも愛情を注いでいない。非常に機能的にストーリーが展開して行く。魅力的な人物がいないので、読み手としても感情移入しようもない。読み終わりましたが、まぁ、ハッピーエンドなんでしょうね。それにしても、めでたしめでたし感は全然ありませんがね。
読了日:03月21日 著者:真山 仁,山田 章博

 

ハゲタカ2.5 ハーディ(上) (講談社文庫)ハゲタカ2.5 ハーディ(上) (講談社文庫)感想
中心軸がそれぞれ違う三つか四つの輪があります。鷲津政彦のサムライ・キャピタル・ファンド。フランスのホテル資本に支配されたミカドホテル、松平貴子は巻き返しを目指す。他に二つほど核になるお話しがあります。それぞれのお話しは独立してバラバラに語られて行きます。正直、どこに肩入れして読み進めていけばええのか、わけわかりません。
読了日:03月19日 著者:真山 仁,山田 章博

 

危険領域: 所轄魂 (文芸書)危険領域: 所轄魂 (文芸書)感想
父親は警部補、叩き上げのノンキャリア、息子はキャリアで警察庁の高官を目指して行きます。管内で、自殺とも事故とも判断しかねる事件があった。息子が汚職事件の捜査で捜査二課で管理官として赴任してきた。死んだ人間は代議士の秘書で、汚職事件を左右するキーマンだったのだ。続いて、隣の管内で、似たような事件があった。これも代議士の秘書なのだ。代議士の選挙区の福井で秘書が死んだ。これを端緒に疑獄事件が明らかになるのだが、一進一退、なかなか進展しない。大物代議士、党の要職、総理大臣までを網羅する大捕り物になるのだ。
読了日:03月09日 著者:笹本 稜平

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)感想
今年の新書大賞受賞本です。さすが受賞作、バッタを知らなくても、モーリタニアという国を知らなくても、愉快に読めます。ミドルネームのウルドとは何か。モーリタニアの伝統的な名前なんだそうです。そんな名前を貰えるほどモーリタニアに融け込んでいます。なんぼやっても道が開けない、そんな陰々滅々としたお話しじゃありません。道は開ける、努力は報われる。そんなお話しでホッとします。どうしてこんなに筆達者なのか。NSCで腕を磨いてきました。発見されて、ダイヤモンド誌に連載もしてきました。けっこう稽古も重ねてきているのです。
読了日:03月03日 著者:前野ウルド浩太郎

 

読書メーター

広島ブログ

2018年3月25日 (日)

日本史の内幕

「日本史の内幕」磯田道史 中公新書
副題に、戦国女性の素顔から幕末・近代の誕生まで。
大体が、一節一節が3ページの分量です。もともとは読売新聞への寄稿文、ちょっと長いのは雑誌からです。
たった3ページでもピカッと光っている。目の付け所がシャープなんです。
第1章「古文書発掘、遺跡も発掘」では、小学生の頃から古文書読みを経てきたことを明かしています。
それで、古文書を読み解くことを本業に選んだわけです。
史伝、評伝では堅牢な考証に基づいた書籍があります。
それよりも、3ページ程度の印象的なコラムのほうが心惹かれる。
そんなものかもしれませんね。
古文書は発見すれば即購入しなければ散逸してしまう。
財布の中身が少ない場合、写真に撮るというテもあるようです。

読書メーター

広島ブログ

2018年3月24日 (土)

ランニング・ワイルド

「ランニング・ワイルド」堂場瞬一 文芸春秋
呉市のとびしま海道を巡るアドベンチャーレースで事件が関わってくる。
チームP、警視庁所属のチームでポリスのPがチーム名、そのリーダーの和倉の携帯に電話が架かって来た。
妻と子を人質に捕った。ゴール近くで、あるブツを回収するように。このことは警察に言ってはならない。
人質を盾にされては、メンバーにも事情を語らず、犯人にこのまま従うしかない。
アドベンチャーレースとは、チェックポイントでチェックを受けるが、コースは自由、道を行こうが、山の中を突っ切ろうが、そこは自由。
ラン、シーカヤック、自転車を乗り継いでゴールまで戻る。
四人一組で、四人目の到着時間がチームの到着時間になる。
堂場舜一は、スポーツもの、警察物で名高いが、8割がた、レースの描写に費やしている。
とびしま海道は自転車で走ってみたいコースで、思いも寄らないガイドブックになりました。

読書メーター

広島ブログ

2018年3月21日 (水)

ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

「ハゲタカ2.5 ハーディ(下)」真山仁 講談社文庫
ハゲタカのヒーローの鷲津政彦は姿を現しません。
この本でのヒロインは松平貴子、ミカドホテルを取り戻すのに執念を燃やしています。
ミカドホテルの持ち主はリゾルテ・ドウ・ビーナス。
ビーナスのオーナーが急死して、経営陣は混乱の極みにある。
筆者はどの登場人物にも愛情を注いでいない。
非常に機能的にストーリーが展開して行く。
魅力的な人物がいないので、読み手としても感情移入しようもない。
読み終わりましたが、まぁ、ハッピーエンドなんでしょうね。それにしても、めでたしめでたし感は全然ありませんがね。

読書メーター

広島ブログ

2018年3月19日 (月)

ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

「ハゲタカ2.5 ハーディ(上)」真山仁 講談社文庫
中心軸がそれぞれ違う三つか四つの輪があります。
鷲津政彦のサムライ・キャピタル・ファンド。
フランスのホテル資本に支配されたミカドホテル、松平貴子は巻き返しを目指す。
他に二つほど核になるお話しがあります。
それぞれのお話しは独立してバラバラに語られて行きます。
正直、どこに肩入れして読み進めていけばええのか、わけわかりません。

読書メーター

広島ブログ

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30