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2017年7月14日 (金)

学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

「学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方」サンキュータツオ 角川学芸出版
サンキュータツオとは、芸人で大学の講師、またまた振れ幅の大きい人だな。
[岩波国語辞典]岩波書店
[新明解国語辞典]三省堂
[明鏡国語辞典]大修館書店
[集英社国語辞典]集英社
[新潮現代国語辞典]新潮社」
[ベネッセ表現読解国語辞典]ベネッセコーポレーション
[角川必携国語辞典]角川学芸出版
[新選国語辞典]小学館
[三省堂国語辞典]三省堂
[日本語語感の辞典]岩波書店
[基礎日本語辞典]角川学芸出版
国語辞典がこれほどあるとは知らなかった。
第一章と第二章で、繰り返し、それぞれの辞書について語っている。
著者は辞書は二冊持て、と語っている。
一冊目は、岩国か新明解、二冊目は、ベネッセ。
語感の辞典、基礎日本語も捨てがたいと語っている。
辞書に対して、ものすごく饒舌。
209ページに著者らしき写真があります。本名不詳。
芸人としてはオフィス北野所属だそうです。

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2017年7月12日 (水)

家康の遠き道

「家康の遠き道」岩井三四二 光文社
徳川家康の、関ケ原以後、江戸幕府を開いて以降、大坂冬の陣夏の陣までの物語です。
最初は、ポルトガル、イスパニア、オランダ、イギリスなどの商船のお話しです。
おや、貿易のお話し、キリシタン問題のお話しか、と読み始めますが、そこは長いマクラでした。
そこからはよく知ったお話しが繰り出されるが、マクラのほうがはるかに面白い。
イギリス船から艦載の大砲を買うことに集約します。
これが大阪城に遠距離から撃ち込む城崩しの大砲です。
豊臣家が屈して、臣下に直るならそれもよし、あえて楯突くなら滅ぼすまでよ。
豊臣つぶしと家康の寿命との競争です。

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2017年7月 6日 (木)

踊れぬ天使 佳代のキッチン

「踊れぬ天使 佳代のキッチン」原宏一 祥伝社
佳代のキッチンシリーズ三作目です。
いかようにも調理します、この看板を出してキッチンカーで全国を巡っている。
材料を客から預かって、客の希望通りに調理して渡す。
シリーズ全部その流れです。
金沢、藤枝、佐渡、大泉町(ブラジル人の街)、山形、稚内。
松江の出資者との約束で、佳代のキッチンに賛同する人には、その地で佳代のキッチンの分店を開いてもらう。
フランチャイズなどではない。それぞれ独立独歩の店を開いてもらう。
中には、店を開くという申し出を断るケースもあります。
どの篇も、ほっこりしみじみ心が潤ってきます。
大人の童話だなぁ。

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2017年7月 5日 (水)

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2954
ナイス数:74

江戸の家計簿 (宝島社新書)江戸の家計簿 (宝島社新書)感想
磯田道史の著書に「武士の家計簿」があります。当然、その延長線の本だと期待しますよね。なんだか違うぞ、磯田道史編著、とある。初出は、別冊宝島なんだそうです。編集プロダクションの作品なんですね。それを磯田道史が監修したものなんだ。ごく普通の内容だもの、よく知られていることの延長線にあるものだ。武士、町人、職人の収入を明かしてある。物価についても書いてあって、ふぅむ、なるほど。もともとがムック本だからね、磯田道史の風味を期待してはいけません。
読了日:06月29日 著者:

不発弾不発弾感想
警視庁捜査二課の管理官が主人公です。まず、捜査二課から始まります。2015年から2016年にかけてのことです。1979年から始まる人生があります。久留米の炭鉱街から抜け出して兜町に就職した男がいます。場立ちから営業に転じて花形セールスになり、独立して、仕組み債のブローカーになります。仕組み債とは、損失を海外の銀行債に転換して、相場の上昇を待つ仕組みのことです。題名の不発弾、いつ爆発するかもしれない。そんな危険を孕んだ仕組み債なのです。東芝、オリンパス、ヤクルト、これらの損失隠し、別の名前で書いてありますが
読了日:06月23日 著者:相場英雄

錯迷錯迷感想
鎌倉南署の署長が亡くなった。自殺らしいと噂が流れる。萩原は後任の署長に任命された。副署長の経験はあったが、署長を拝命したのは始めてだった。エリートを正面から描くのはなかなか無い構成だぞ。特命があって、前署長の死因を究明せよ、ということだった。赴任早々、殺人事件が起きる。副署長も刑事課もよそよそしい。何かを隠している。5年前の殺人事件の被害者と今回の事件の被害者は兄弟だった。鎌倉南署の闇が明らかになって行く。一気に引き付けます。次のページを読みたくなる。夜更けになろうとも、読み終わるまで寝たくありません。
読了日:06月19日 著者:堂場 瞬一


ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにありねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり感想
とくしまるという軽トラを使っての移動販売があるのは知っていました。徳島県、篤志、この言葉がキーワードの販売方法です。徳島ではなく、京都府丹後でやっている、はて、徳島以外でのフライチャンズの第一号なんだそうです。とくし丸の看板をしょって、地域スーパーのフクヤを拠点として、個人事業者として営業する。おばちゃんの軽トラ営業です。山あり谷あり、失敗もあるが、基本は明るい。実に、読んでいて楽しい。サクセスストーリーです。苦いからいお話しのどこが面白い。それでええのです。イラストが優秀、プロのデザイン会社です。
読了日:06月17日 著者:水口 美穂


犬の報酬犬の報酬感想
タチ自動車で自動運転装置を公道実験しています。そこで、コントロールが効かなくなって、人身事故を起こした、と新聞社に密告があります。裏付けを取って、記事にします。総務は、内部告発があったものと見て、探索を始めます。新聞社側、総務側、両方の攻防が始まります。読んでいて、新聞社、内部告発側より総務側に肩入れしたくなります。社会正義は内部告発側にある。それでも応援したくなない。最後は、へぇぇ、と驚く結末になります。リコール隠しをした某自動車会社があります。読んでいて、どうしても、そこがモデルだと当て嵌めてしまう。
読了日:06月13日 著者:堂場 瞬一


真贋真贋感想
捜査3課のお話しなんですよ。捜査1課は殺人事件、捜査2課は経済犯、捜査3課はドロボウ相手。ダケ松、窃盗犯、故買屋、八つ屋長治、ダケ松に弟子が出来たらしい。茶碗で曜変天目、世界で三つしかない茶碗で国宝です。それが美術館を出てデパートで展示される。その茶碗が盗まれる、すり替えられるという噂が飛び交います。今展示中の茶碗は本物か偽物か、本物と自信を持って言える日もあるし、偽物かもしれないと弱気になる日もあります。窃盗と詐欺が入り混じって、捜査2課と捜査3課が一緒に事に当たります。すり替えの手口、いまいち納得でき
読了日:06月08日 著者:今野 敏


S&S探偵事務所 最終兵器は女王様S&S探偵事務所 最終兵器は女王様感想
「サイバー・コマンドー」の続編だそうなのだが、覚えていない。しのぶとスモモは探偵事務所を立ち上げた。IT専門の探偵事務所なのだ。第1話、SNSでのイジメを解決する件。第2話、パソコンがハッキングされた件。第3話、通信衛星会社の文書管理サーバーが乗っ取られて身代金を要求された件。第4話、病院のカルテがハッキングされた件。第5話、20年前、スモモの両親が拉致された件、その糸口がほぐれてきた件。最終話、しのぶとスモモが付け狙われていたが、その黒幕が判ってきた件。一話一話は探偵事務所の案件だが、底流には、スモモの
読了日:06月05日 著者:福田和代


回帰 警視庁強行班係・樋口顕回帰 警視庁強行班係・樋口顕感想
某大学の近くで爆発があった。刑事と公安が乗り合いで指揮本部が立ち上がった。さらにテロ事件が起きることが予想される。捜査本部ではなく指揮本部が置かれることになるのだ。刑事のやりかたと公安のやりかたは大きく違う。公安を難じる語り口だろうと思って読み始めたが、そうではなかった。樋口たち刑事側も次第に公安に心を開いてくる。元刑事で、中東で動いている正体不明の男が絡んでくる。テロの実行側なのか、テロを防ぐ側なのかが判らない。警備・公安が主体の事件だが、刑事がどのように捜査に当たるのか、そんな具合にやるのかい。
読了日:06月04日 著者:今野 敏


ぷろぼのぷろぼの感想
NPOで、本業でのスキルをボランティア活動に提供する組織なんです。そこへの登録者で、パシフィック電器の人事課勤務、リストラをしなきゃならないNPO参加者がいる。追い込み部屋、吊るし部屋に送り込んで、退職に追い込むやり方です。考え出したのは人事部長、これで4千人をリストラし、さらに3千人のリストラを予定しています。部下はたまったものじゃありません。ストレスにさいなまれています。NPOで涙ながらに訴えます。よろしい、その人事部長、成敗してやろうじゃありませんか。NPOの登録人材を駆使して、その部長をぼろぼろに
読了日:06月03日 著者:楡 周平

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2017年7月 4日 (火)

勇敢な日本経済論

「勇敢な日本経済論」高橋洋一Xぐっちーさん 講談社現代新書
高橋洋一とは、元大蔵省官僚で、現職は嘉悦大学教授。
ぐっちーさんとは、山口正洋が本名、ぐっちーさんはネットネーム。
10年前まではフリーのHPを出していた。有料のメルマガに変更したので、追っかけはそこまで。
この本は対談の本で、理論派と実践派が、それぞれの分野でアプローチしているのだ。
高橋洋一はテレビ出版物でよく見るでしょ。
グッチーさんは、銀行家、投資家の側に立って、コンサルタントの立場で、ものを語る。
日本国債で財政破綻、破綻なんかしない、日本のバランスシートは負債と同等の資産があるのだ。
しかも、流動性資産がたんまりあるのだ。
エコノミストの本を読むと、気分が暗くなってくるが、これを読むと、バラ色の未来が見えてくる。

 

実は、ぐっちーさんが山口正洋で、山口のぐっちーから来ているとは知らなかった。
ブランドのGUCCIから由来しているものだと思い込んでいました。
時々、雑誌に寄稿するものを読んでいましたが、GUCCIさんとばっかり思っていました。

 

真面目な本だと思うでしょ。
基本は真面目だけどね、元気づけられる本、冗談が過ぎてところどころワハハと大笑いできる本です。

 

第1章「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章「円安が国益か、円高が国益か」
第3章「財政再建はもう終わっている」
第4章「アベノミクスをどう評価するか」
第5章「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章「地方活性化に何が必要か」
第7章「少子高齢化はチャンスだ」

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2017年6月29日 (木)

江戸の家計簿

「江戸の家計簿」磯田道史 宝島社新書
磯田道史の著書に「武士の家計簿」があります。
当然、その延長線の本だと期待しますよね。
なんだか違うぞ、磯田道史編著、とある。
初出は、別冊宝島なんだそうです。
編集プロダクションの作品なんですね。
それを磯田道史が監修したものなんだ。
ごく普通の内容だもの、よく知られていることの延長線にあるものだ。
武士、町人、職人の収入を明かしてある。
物価についても書いてあって、ふぅむ、なるほど。
もともとがムック本だからね、磯田道史の風味を期待してはいけません。

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2017年6月23日 (金)

不発弾

「不発弾」相場英雄 新潮社
警視庁捜査二課の管理官が主人公です。まず、捜査二課から始まります。
2015年から2016年にかけてのことです。
1979年から始まる人生があります。
久留米の炭鉱街から抜け出して兜町に就職した男がいます。
場立ちから営業に転じて、花形セールスになり、独立して、仕組み債のブローカーになります。
仕組み債とは、損失を海外の銀行債に転換して、相場の上昇を待つ仕組みのことです。
題名の不発弾、いつ爆発するかもしれない。そんな危険を孕んだ仕組み債なのです。
東芝、オリンパス、ヤクルト、これらの損失隠し、別の名前で書いてありますが、あぁ、あそこのことか。
で、2016年。
捜査二課と仕組み債のブローカーが向き合うことになります。
結果、どうなるか。それをここで語るわけにはいかない。

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2017年6月19日 (月)

錯迷

「錯迷」堂場俊一 小学館
鎌倉南署の署長が亡くなった。自殺らしいと噂が流れる。
萩原は後任の署長に任命された。
副署長の経験はあったが、署長を拝命したのは始めてだった。
エリートを正面から描くのはなかなか無い構成だぞ。
特命があって、前署長の死因を究明せよ、ということだった。
赴任早々、殺人事件が起きる。
副署長も刑事課もよそよそしい。何かを隠している。
5年前の殺人事件の被害者と今回の事件の被害者は兄弟だった。
鎌倉南署の闇が明らかになって行く。
一気に引き付けます。
次のページを読みたくなる。
夜更けになろうとも、読み終わるまで寝たくありません。

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2017年6月17日 (土)

ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり

「ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり」水口美穂 西日本出版社
とくしまるという軽トラを使っての移動販売があるのは知っていました。
徳島県、篤志、この言葉がキーワードの販売方法です。
徳島ではなく、京都府丹後でやっている、はて、徳島以外でのフライチャンズの第一号なんだそうです。
とくし丸の看板をしょって、地域スーパーのフクヤを拠点として、個人事業者として営業する。
おばちゃんの軽トラ営業です。
山あり谷あり、失敗もあるが、基本は明るい。実に、読んでいて楽しい。
サクセスストーリーです。苦いからいお話しを読んでどこが面白い。サクセスストーリーだからええのです。
イラストが優秀、プロのデザイン会社です。

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2017年6月13日 (火)

犬の報酬

「犬の報酬」堂場瞬一 中央公論新社
タチ自動車で自動運転装置を公道実験しています。
そこで、コントロールが効かなくなって、人身事故を起こした、と新聞社に密告があります。
裏付けを取って、記事にします。
総務は、内部告発があったものと見て、探索を始めます。
新聞社側、総務側、両方の攻防が始まります。
読んでいて、新聞社、内部告発側より総務側に肩入れしたくなります。
社会正義は内部告発側にある。それでも応援したくなない。
最後は、へぇぇ、と驚く結末になります。
リコール隠しをした某自動車会社があります。
読んでいて、どうしても、そこがモデルだと当て嵌めてしまう。

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