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2026年10月16日 (金)

ヘンな科学 [イグノーベル賞]研究40講

「ヘンな科学 [イグノーベル賞]研究40講」五十嵐杏南 総合法令出版
イグノーベル賞についてのお話です。
ignoble=崇高さに欠ける、あれのパロディで、ノーベル賞をイグノーベル賞とモジッタものです。


ポテチは音がするとより美味しく感じる
命を救うブラジャー
話が長い人を黙らせる機械
ジェットコースターで尿路結石が通る
花粉症にはキスが効果的
胎児に音楽を聞かせるには膣の中から
コーヒーをこぼさずに歩くには
いびきを改善する楽器 5歳児は1日に500ミリリットルのヨダレを流す
昇進させる従業員はランダムに選ぶと良い
ハンマー投げと円盤投げ、目が回るのはどっち?
あと28篇、以下省略


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2026年10月14日 (水)

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方

「外国人が熱狂するクールな田舎の作り方」山田拓 新潮選書
著者は30歳手前まで外国で働いていた。
日本に帰国して、田舎に住みたいという思いで岐阜県飛騨市に住み着いた。
飛騨の国は、高山市、飛騨市、下呂市、白川村の区域。
飛騨市とは飛騨古川のこと、たんぼ道の中をサイクリングで回った。
これが外国人にはウケました。欧米には畑はあっても水田はない、珍しい景観です。
国や県市の予算がつく。ただし、毎年とは限らない。選挙で市長が変われば予算打ち切りもある。
独立して融資を受けることとする。信用がありません。大物を身代わりに立ててその信用で融資を受ける。
飛騨古川に外国人を誘致し始めた。
(株)SATOYAMA EXPERRENCEという会社を立ち上げた。
里山を売るのだ。里山の景観を売るのだ。
苦境もあったが乗り越えて、社員10人の会社になった。退職者で同業を開拓するものもいる。
知られていないパイオニアの奮闘記です。良書です。

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2026年10月12日 (月)

「いいね!」を集めるワードセンス

「「いいね!」を集めるワードセンス」齋藤孝 ちくま新書
ワードセンスについて語っています。
「いいね!」を集める、このことについては触れてもいません。
売らんがための編集者のネーミングでしょう。
第一章第二章は著者の考え方が溢れています。
第三章以下は他人の孫引きが多い。
紫式部から正岡子規、芸人軍団の小峠英二、バカリズム、有吉弘行まで多士済々です。
クイズがあって穴埋め問題、最後に回答欄があるのだろうと思っていたが、ない。
最後の辺りで、各ページの左下に回答があるのを発見しました。
やんぬるかな、もう一度最初に帰って穴埋め問題を読み直しました。
新書版特有の啓蒙書ではありません。読み捨て本です。


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2026年10月 9日 (金)

HOTEL NIGHTHAWKS

「HOTEL NIGHTHAWKS」小路幸也 徳間書店

大貫大我は札幌ススキノのホテル・ナイトホークスに就職した。
ホテルのオーナーは鷹羽みこと、もう老齢なのだ。
ホテルの敷地は明治維新の外国居留地の関係で失地の扱いとなるのだそうだ。
お話しはふたつ。
ひとつは結婚披露宴で花嫁が蒸発する。身代わりの花嫁を立ててくれぃ。
無事乗り切りました。
ふたつめ、命を狙われるピアニスト、幼馴染がやくざNO2の座にいる。
ピアニストやくざ、結婚しなさい。そのうえで鷹羽家の養子に入りなさい。
結婚披露宴はホテル・ナイトホークスで挙式される。
やくざの組長が招かれ、その場でNO2の絶縁状に署名し、やくざから素人に戻る。
列席者を見ると受け入れざるを得ない面々なのだ。
ひとつめとふたつめの話は繋がっているのだ。

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2026年10月 6日 (火)

夜がまだ明けない

「夜がまだ明けない」井上先斗 小学館
作者名の先斗は京都先斗町の[ぽんと]ではない、[さきと]と読む。
伍動探偵事務所の苗場清志郎、大学出たてでまだ若い。
探偵小説の主人公は大概中年・高年であるもんだが、若手の探偵小説なのだ。
①古着屋盗品探し、②音楽業界人探し、③浮気調査同時にボディガード、④まさに探偵小説、密室で人が消えた、⑤家出した娘の捜索依頼、殺人事件発生。
①三軒茶屋②新宿③上野④西大井⑤小田急線鶴川駅
最初のから3篇はギラギラの都会派、4、5は昔からある人生派
チャラチャラした都会派の作風かと思ったが、案外世間を見据える作風なのかもしれない

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2026年10月 5日 (月)

きよくしぶとくやかましく

「きよくしぶとくやかましく」寺地はるな 幻冬舎
ここは白日町、海沿いで島なのか本土側なのかは不明、どうやら九州らしい。
お話しはめちゃめちゃガサツに進んで行く。
語り手は江南(えな)亭主持ち。亭主はマキオ、病院の看護師。中年夫婦。
第1章、老人会が題材、隣家でじいちゃんが亡くなった。葬式までドタバタがあります。
第2章、青年会が題材、慰安旅行なんだが、おいてけぼりがあって、ここでも騒動あり。
第3章、白日町大綱引き、年に一度の神社の大綱引き、積年の慣習をぶち壊せ。
語り手は江南・マキオだが、本人を語るのではない、町の住民を語るのだ。
二人とも外からの移住者、だから視線が新鮮。
誰もかれも、がさつだよ。作者はそこを楽しんで描いている。
語り手の二人も迷惑とは思っていない。驚きながらも寄り添っている。
お話しの筋は単純なんですよ。天ぷらのタネにいっぱい衣が巻き付いている。
天ぷらの中身より外側の脱線ばなしがこの本のミソなんですよ。
伏線をばらまいてあるんですがね、一部は未回収です。たぶん読者に想像させるためじゃないかな。

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2026年10月 4日 (日)

フィクサー

「フィクサー」真山仁 角川春樹事務所
主人公は伊達正義、フィクサー、別名揉み消し屋。
もう一人のヒロインは狩野美穂、週刊文潮の契約記者。
始まりは日本対ロシアのサッカー戦で観客席で殺人があった。
殺されたのはロシア人、殺したのユーラシヤ共和国の若者。ユーラシヤとはウクライナの言い換えだと理解してちょうだい。
伊達は揉み消しを依頼され、供述の言い方を教え、揉み消しに成功した。
日本政府はユーらしい難民を受け入れた。
その中にNGO代表のアンナ・チェコフがいる。
彼女と外務大臣斯波宗典はねんごろの仲になった。
狩野美穂は東ヨコに群れる少年少女を追っている。
伊達正義は元首相から呼び出しを受けた。
元総理の孫が東ヨコに出入りしていて行方不明になったのだ。
少年少女の人身売買があるらしい。
日本で行われているロシアとユーラシヤの戦いを描いたものです。

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2026年10月 1日 (木)

9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3420
ナイス数:121

ハヤブサ消防団 森へつづく道ハヤブサ消防団 森へつづく道の感想
三馬太郎は岐阜県八百万町で小説を書いている。町内のハヤブサ地区に住んでいる。ハヤブサ地区の消防団に所属しているのでハヤブサ消防団。蛍文社文学新人賞を受賞した。同時に、北原未南も蛍文社文学新人賞を受賞した。疑惑がひとつ、北原未南の小説は盗作ではないのか。二年前に子供を残して母親が水死している。自殺か他殺か判然としない。これが二つ目。この二つの筋を追っている。戦争前の満蒙開拓団、この影響が尾を引いている。八百万町長の浅井素基、町長選挙に出馬する意図が不純ではないのか。ハヤブサ消防団、二回出動する。物語を転がす
読了日:09月30日 著者:池井戸 潤


名無しのペンギンの歴史名無しのペンギンの歴史の感想
鳥類学者の松原始の本です。これは期待できるぞ。東京駅前の郵便局が建て替えられて、JPビルとなり、JPタワー学術文化総合ミュージアム=インターメディアテクが一部に置かれることになった。東大と共同。松原始はそこへ勤務を命じられた。収蔵物は山階鳥類研究所から拝借した。拝借物にペンギンの剝製があった。夫妻は南極探検の白瀬隊長の大ファンなのだ。夫妻は、白瀬隊長が南極からペンギンを持ち帰り、明治天皇に献上し、帝室博物館から山階鳥類研究所に移り、現在はインターメディアテクに存在することを突き止めた。松原始に面会を求めた
読了日:09月27日 著者:松原始、大島ひとみ、大島潤一


弾丸とヒマワリ弾丸とヒマワリの感想
陸上自衛隊一尉の野島武は東キアノス共和国に国連軍のPKOとして派遣された。この国の北部と南部は部族が違って交戦状態にある。野島一尉は銃を構えた少女を射殺した。同じ隊に本庄恵梨香二尉もいた。除隊後、日本でピザ店で働いている。ピザを配達した。配達後、その配達先で女性がピストルで撃たれた。現場にはメダルが残されていた。そのメダルは国連のメダルだった。活動貢献の功績のメダルだった。焦点が二つ。アフリカで撃たれた少女はどっちの部族だったのか。本当に野島が撃ったのか。ピザ配達先に国連のメダルがあったのはどういうわけか
読了日:09月24日 著者:箕輪 尊文


殺し屋の出世術殺し屋の出世術の感想
前作に[殺し屋の営業術]あり。殺人請負会社の極東コンサルティングでトップ営業になるのが前作。この本はその続きです。社長が亡くなって不在だ。極東コンサルタントのケツモチは巣ヶ谷組、その上部に指定暴力団浦乃組があります。社長候補として巣ヶ谷組から鷹見竜之介という男が派遣された。鳥居一樹、このシリーズのヒーローです。鳥居と鷹見が社長の座を争って戦う。鳥居と鷹見のそれぞれの手下も優秀なんだよ。もちろん鳥居の勝ち、それまでの戦いの数々が見ものなんです。終わるんだけど、次作の予告がさりげなくある。第三作が続くみたい。
読了日:09月16日 著者:野宮 有


てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵 (潮文庫)てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵 (潮文庫)の感想
これは書下ろし文庫です。緒方洪庵の適塾、そこへ医師を目指す亜弥が通ってくる。波乱万丈の物語ではありません。青春群像のスケッチです。話の芯は、天然痘の種痘、オランダ船から輸入して、日本国内で広げる話です。そこへ、適塾と華岡流の合水堂が対立する。塾生の対立はあります。根幹を揺らすような対立はありません。もっと亜弥の勉学のあれこれが描かれていれば面白いのですがね。で、これは書下ろし文庫でシリーズ化できそうか。いやぁ、単発で終わるんじゃありませんか。ヒロインに華がありません。話にいまひとつ膨らみがありません。
読了日:09月14日 著者:鷹井 伶


辞典には載っていない 絶滅漢字図鑑辞典には載っていない 絶滅漢字図鑑の感想
文献の中で出てきた異漢字を採集する人です。間違いかもしれない、錯覚かもしれない、それでも集めている人です。ネットで異漢字を表現するのはきわめて難しい。JISの漢字ならキーボードで打てる、JIS以外の漢字だから表現できるわけがない。とてもキーボードで打てないから、ここで再現するのは省略します。よく活字にしたよ。印刷所がKADOKAWA、自社内でやるしかなかったんだろうね。嘘かほんとか、冗談かまことか、おおまじめなんです。ペラペラとページをめくるけど、非常に説得力が薄い。最後まで行ったけど、とても読了したとは
読了日:09月12日 著者:竹澤 雅文(拾萬字鏡)


流砂流砂の感想
トクリュウの打ち子出し子。召集がかかって尼崎の時計屋の前に集合する。メンバーは、ポール、ジョン、ジョージ、俺はリンゴと名前を与えられた。バールでショウウィンドウを壊して、輸入時計をまとめてかっさらった。解散後、指示役の跡を追跡してヤサを見つけた。襲って、時計を鞄にいっぱい、現金もさらった。奈良県御所の山際に古屋を買ってあった。そこへ死体を埋めた。ジョンが嗅ぎ付けて脅した。盗んだ散弾銃でハチの巣にした。トクリュウの背後にはヤクザがいる。嗅ぎ付けられた。ここでバトンタッチです。トクリュウはヤクザにやられます。
読了日:09月11日 著者:黒川博行


プロ野球とお金のリアルな話: 小林至教授の「マネーボール」講座プロ野球とお金のリアルな話: 小林至教授の「マネーボール」講座の感想
サブタイトルが、小林至教授の「マネーボール」講座。小林至は東大のピッチャー、ロッテに入団して、2軍0勝2敗、1軍登板なしで引退。その後はアメリカの大学でMGAを取得し、スポーツマネジメントの世界で大学に復帰し、准教授、教授を歴任した。ソフトバンクの孫正義に着目され、ソフトバンクホークスの職員に就任。球団のゼネラルマネージャーに就任、経営企画室長兼編成・育成部長となった。その後、球団取締役にも就任した。ソフトバンクを退任後は、YouTube チャンネル「小林至のマネーボール」を運営しています。これは動画を文
読了日:09月06日 著者:小林 至


ブティックブティックの感想
主人公は雨宮秋都、東京中央銀行の銀行員。日本橋支店勤務だが、支店長が性格が悪く弾き出された。M&Aの会社に入れた。題名のブティックとは蔑称なんですよ。M&A業界では銀行のM&A専門の子会社などが多数だ。独立系の会社をブティックと下に見る傾向が強い。週刊ダイヤモンド連載です。アクティビストとはなぁに。投資銀行とはなぁに。株主総会で、事前にハガキで議事への賛否を表明していても、実際に出席したら、ハガキより出席の投票のほうが有効となる。へぇぇ、そんな風になっているのかい。知らないことが多いなぁ。M&Aとは何かを
読了日:09月04日 著者:池井戸 潤


へんな学部: 令和ニッポンのユニーク学問最前線へんな学部: 令和ニッポンのユニーク学問最前線の感想
サブタイトルに、令和ニッポンのユニーク学問最前線 福井県立大学恐竜学部 佐賀大学コスメティックサイエンス学環 日本大学危機管理学部 京都精華大学マンガ学部 桜美林大学航空学群 熊本県立大学半導体学部(仮称) 大谷大学文学部真宗学科 関西国際大学経営学部ゴルフマネジメントコース ミネルバ大学 沖縄科学技術大学院大学(Oist) さらに5校ほど続くんですがね、そこは省略します。専門職大学というのがあって、その分類かと思ったが、そうではない、大学院が続く研究職・職業職だそうです。入試をパスできるかは不明ですが、
読了日:09月02日 著者:西岡壱誠

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2026年9月30日 (水)

ハヤブサ消防団 森へつづく道

「ハヤブサ消防団 森へつづく道」池井戸潤 集英社
三馬太郎は岐阜県八百万町で小説を書いている。
町内のハヤブサ地区に住んでいる。ハヤブサ地区の消防団に所属しているのでハヤブサ消防団。
蛍文社文学新人賞を受賞した。
同時に、北原未南も蛍文社文学新人賞を受賞した。
疑惑がひとつ、北原未南の小説は盗作ではないのか。
二年前に子供を残して母親が水死している。自殺か他殺か判然としない。これが二つ目。この二つの筋を追っている。
戦争前の満蒙開拓団、この影響が尾を引いている。
八百万町長の浅井素基、町長選挙に出馬する意図が不純ではないのか。
ハヤブサ消防団、二回出動します。物語を転がします。

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2026年9月27日 (日)

名無しのペンギンの歴史

「名無しのペンギンの歴史」松原始+大嶋夫妻
鳥類学者の松原始の本です。これは期待できるぞ。
東京駅前の郵便局が建て替えられて、JPビルとなり、JPタワー学術文化総合ミュージアム=インターメディアテクが一部に置かれることになった。
東大と共同。
松原始はそこへ勤務を命じられた。
収蔵物は山階鳥類研究所から拝借した。
拝借物にペンギンの剝製があった。
物語りは起承転結です。この場合は起承承結、起結は松原始が担当する。
承承の部分は大嶋夫妻が担当する。
夫妻は南極探検の白瀬隊長の大ファンなのだ。
夫妻は、白瀬隊長が南極からペンギンを持ち帰り、明治天皇に献上し、帝室博物館から山階鳥類研究所に移り、現在はインターメディアテクに存在することを突き止めた。
松原始に面会を求めた。

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