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2018年12月14日 (金)

鳥類学者の目のツケドコロ

「鳥類学者の目のツケドコロ」松原始 ベレ出版
「カラスの教科書」で軽妙な筆致で面白かったので、期待して読みました。
期待通り、満足です。
カラスに限らず、スズメ、ツバメ、サギ類、カモ類、その他いろいろです。
チョウゲンボウとハヤブサ、どっちも見たことがないので、伝わりにくい。
ウグイスの雄はひたすら鳴き声の稽古を積んで、雌はそれにうっとり。
イラストが浅野文彦、絵本の大家のようで、細密画も戯画も面白い。

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2018年12月 8日 (土)

上流階級 富久丸百貨店外商部II

「上流階級 富久丸百貨店外商部II」高殿円 光文社
前作と同じ設定で語られます。
芦屋の豪華マンションに、鮫島静緒と枡家修平は住んでいます。
メゾネットタイプなので、下の階と上の階で棲み分けています。
パートから契約社員、正社員とパワフルな静緒、おぼっちゃまでゲイの修平、男と女の間違いは起きません。
前作では添え物だった修平が、お話しのキーになります。
ゲイについて深く語られます。
ゲイの息子を持った母親はどう振る舞うかが語られます。
外商のお話しですからね、いかに外商で収穫を勝ち取ったかが語られます。
これからの外商はどんなビジネスに変わるかが語られます。
お仕事小説ですが、これは面白いよ。オススメです。

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2018年12月 6日 (木)

上流階級 富久丸百貨店外商部

「上流階級 富久丸百貨店外商部」高殿円 光文社
鮫島静緒、富久丸百貨店芦屋川店の外商部所属です。
食品のパート勤務から契約社員となり、正社員として外商部の一員です。
外商とは男社会で、始めての女性社員です。
客の数だけストーリーがあり、商品の数だけお話しがある。
高殿円、ええところに目を付けた。
外商のお客は全員上流階級です。
わたしなどなんにも知らない、すげぇなぁ、と驚く世界のことを語ります。
高殿円、どうやって上流社会のことをリサーチしたんだろう。
上流階級の出身で、身辺雑記を語ったのだろうか。そんなことはないよねぇ。
お仕事小説です。
知らないことを教えてもらうのは楽しい。
惚れたはれたは一切出てきません。そういうのがよろしい。

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2018年12月 3日 (月)

11月に読んだ本

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1863
ナイス数:46

トッカン the 3rd: おばけなんてないさトッカン the 3rd: おばけなんてないさ感想
この前に読んだ「戒名探偵 卒塔婆くん」で高殿円を思い出しました。トッカンシリーズがあるではないか。前2作は絶品だったので、3作目も期待して読みましたよ。零細な酒屋の滞納、運送屋の未払い、宗教の物品販売、滞納。いずれも解決します。作者のリサーチが凄い。税務署には、課税と徴収と両輪がある。課税はマルサで有名になったが、徴収は大変だよ。カネを巻き上げるのが仕事なんだよ。税務署のOBなどに聞き込みしたんだろうな。職掌には守秘義務があるんですよ。退職後も守秘義務は続くんだろうな。徴収のテグチがいろいろ書いてあるが、
読了日:11月28日 著者:高殿 円

戒名探偵 卒塔婆くん戒名探偵 卒塔婆くん感想
それぞれ30ページ程度の短編が3篇、この本の半分程度の長篇が1篇。ウォーミングアップがあって、最終篇に突入して行く仕掛けですね。やたら仏教関係、戒名に詳しい高校生がいる。名前が外場。寺の息子の次男坊、その友達という関係です。長編のところにはくすぐりは少ないが、他はくすぐりが多い。1ページのどこかでクスリ、ニヤリとしてしまう。ウンチク小説と割り切って、そのウンチクを吸収してもよろしい。ま、戒名のウンチクを得ても、それを披露する場はないでしょうがね。高殿円、女流作家です。アラフォーです。出身はライトノベルから
読了日:11月21日 著者:高殿 円

引火点 組織犯罪対策部マネロン室引火点 組織犯罪対策部マネロン室感想
マネロン室は社長に接触した。社長と言わずCEOと名乗っている。不法薬物を取り扱っているストーンバンクが仮想通貨で取引して、ビットスポットを通じて、リアルマネーに転換しているとの見込みによるものだ。全体の半分過ぎまで、展開が遅い。ちょっと飽きて来る。社長が誘拐された。監禁場所が判明して警察に包囲された。ドンパチあって二人死んだ。段々お話しが大袈裟になってくる。黒幕はCIAらしい。フロリダでも二人焼け死んだ。なんだかなぁ、はるか上空でお話しが語られているみたいで、身に迫ってこないなぁ。事件は解決しましたが
読了日:11月11日 著者:笹本 稜平

牛天神 損料屋喜八郎始末控え牛天神 損料屋喜八郎始末控え感想
損料屋喜八郎のシリーズの四作目です。飛び飛びに読んでいるけど、喜八郎とはどんなキャラクターだったかな。損料屋とは、現代で言えばレンタルショップ。お話しの始まりは、元々の名前は福太郎が、深川を恨んで鬼右衛門と名前を変えます。深川への仕返しに、安売りマーケットを立ち上げます。深川からは誰も買いに行かず、狙いは失敗します。さらに恨んで、次の仕返しを考えています。善のキャラクターと悪のキャラクターが闘うと思うでしょ。あれれ、なんで腰砕けになるの。みんな善人の大団円です。なんだかなぁ。なんぼ深川よいとこにしてもねぇ
読了日:11月07日 著者:山本 一力

長兵衛天眼帳長兵衛天眼帳感想
第一話 人殺しで冤罪で捕まった娘を救う話。第二話、遺言状の偽物、どちらかの真贋を決める話。眼鏡屋長兵衛が主人公、捕り物帖なんですよ。大きな天眼鏡で物事を見極める。岡っ引きの相談に乗って、犯人を探す、という言わば安楽椅子探偵なんですね。お話しの筋立てがどうこうあるわけじゃない。山本一力の場合、語り口を楽しめばよろしい。毎度お馴染みの語り口、おい、やっこ、がってんでさ。雰囲気、空気を楽しめばよろしい。どの本を読んでも山本一力、そこは承知で読み進めなきゃ。
読了日:11月04日 著者:山本 一力

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2018年11月28日 (水)

トッカン THE 3rd おばけなんてないさ

「トッカン THE 3rd おばけなんてないさ」高殿円 早川書房
この前に読んだ「戒名探偵 卒塔婆くん」で高殿円を思い出しました。
トッカンシリーズがあるではないか。
前2作は絶品だったので、3作目も期待して読みましたよ。
零細な酒屋の滞納、運送屋の未払い、宗教の物品販売、滞納。
いずれも解決します。どう解決するかって。
それはここでは書けない。自分で読んでね。
いやぁ、作者のリサーチが凄い。
税務署には、課税と徴収と両輪がある。
課税はマルサで有名になったが、徴収は大変だよ。カネを巻き上げるのが仕事なんだよ。
税務署のOBなどに聞き込みしたんだろうな。
職掌には守秘義務があるんですよ。退職後も守秘義務は続くんだろうな。
徴収のテグチがいろいろ書いてあるが、想像だけで書ける訳ないよなぁ。

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2018年11月21日 (水)

戒名探偵卒塔婆くん

「戒名探偵卒塔婆くん」高殿円 角川書店
それぞれ30ページ程度の短編が3篇、この本の半分程度の長篇が1篇。
ウォーミングアップがあって、最終篇に突入して行く仕掛けですね。
やたら仏教関係、戒名に詳しい高校生がいる。名前が外場。
寺の息子の次男坊、その友達という関係です。
長編のところにはくすぐりは少ないが、他はくすぐりが多い。
1ページのどこかでクスリ、ニヤリとしてしまう。
ウンチク小説と割り切って、そのウンチクを吸収してもよろしい。
ま、戒名のウンチクを得ても、それを披露する場はないでしょうがね。
高殿円、こんなにウンチクに富んでいるなら、男だろう、じいさんだろう。
いいえ、女流作家です。アラフォーです。
どうやら出身はライトノベルからだそうな。
凄いな、ライトノベル、意外な人材を投入してくれるな。

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2018年11月11日 (日)

引火点 組織犯罪対策部マネロン室

「引火点 組織犯罪対策部マネロン室」笹本稜平 幻冬舎
各種ビットコインの取引所で社名がビットスポット。
マネロン室は社長に接触した。社長と言わずCEOと名乗っている。
不法薬物を取り扱っているストーンバンクが仮想通貨で取引して、ビットスポットを通じて、リアルマネーに転換しているとの見込みによるものだ。
全体の半分過ぎまで、展開が遅い。ちょっと飽きて来る。
社長が誘拐された。監禁場所が判明して警察に包囲された。
ドンパチあって二人死んだ。
段々お話しが大袈裟になってくる。
黒幕はCIAらしい。
フロリダでも二人焼け死んだ。
なんだかなぁ、はるか上空でお話しが語られているみたいで、身に迫ってこないなぁ。
事件は解決しましたが、読むカタルシスはありませんねぇ。

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2018年11月 7日 (水)

牛天神 損料屋喜八郎始末控え

「牛天神 損料屋喜八郎始末控え」山本一力 文芸春秋
損料屋喜八郎のシリーズの四作目です。
飛び飛びに読んでいるけど、喜八郎とはどんなキャラクターだったかな。
損料屋とは、現代で言えばレンタルショップ。
お話しの始まりは、元々の名前は福太郎が、深川を恨んで鬼右衛門と名前を変えます。
深川への仕返しに、安売りマーケットを立ち上げます。
深川からは誰も買いに行かず、狙いは失敗します。
さらに恨んで、次の仕返しを考えています。
善のキャラクターと悪のキャラクターが闘うと思うでしょ。
あれれ、なんで腰砕けになるの。
みんな善人の大団円です。なんだかなぁ。
なんぼ深川よいとこにしてもねぇ。

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2018年11月 4日 (日)

長兵衛天眼帳

「長兵衛天眼帳」山本一力 角川書店
第一話 人殺しで冤罪で捕まった娘を救う話。
第二話、遺言状の偽物、どちらかの真贋を決める話。
眼鏡屋長兵衛が主人公、捕り物帖なんですよ。
大きな天眼鏡で物事を見極める。
岡っ引きの相談に乗って、犯人を探す、という言わば安楽椅子探偵なんですね。
お話しの筋立てがどうこうあるわけじゃない。
山本一力の場合、語り口を楽しめばよろしい。
毎度お馴染みの語り口、おい、やっこ、がってんでさ。
雰囲気、空気を楽しめばよろしい。
どの本を読んでも山本一力、そこは承知で読み進めなきゃ。

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2018年10月30日 (火)

なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか

「なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか」島田裕巳 幻冬舎新書
これは、わたしも前々から不思議に思っていました。
山あいの盆地平野で北にも南にも八幡神社があることがあります。
なんで八幡さんはこんなに多いのだろう。
八幡神社は、古事記日本書紀に出て来る神話に由来する神社じゃありません。
いわゆる三韓征伐で高句麗・新羅に手を入れたとき、かの地から渡来した神だというのです。
始まりはわかった。これほど八幡神社が増えたのは誰が手を貸したのか。
そこは詳らかじゃありません。
八幡、天神、稲荷、伊勢、出雲、春日、熊野、祇園、諏訪、白山、住吉
それぞれ、神社と続けたり、大社と続けたり、神宮と続けたり、してください。
どれも、起源について詳説してある。
どのように増殖していったのか、だれが、どの層が勧請していったのか。
そこが知りたいのだが、起源ばっかりです。

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